■ 香港経由、旅たびアジア

チベット編タイトル

< 犯人はヤクの乳だ! >

坊さんたち

チベットへ行く前に、インドのダージリンのチベット料理屋で飲んでみたバター茶、それは期待に反して破壊的なマズさだった! (´Д`lll)

しかーし!チベットへ行ったら、本場チベットで再び果敢にバター茶にトライ!と思っていたのだ、ずっと。もう1度、チベットでバター茶を飲んでやる~。

チベットに着いた途端にトライしてみた。

やはり、マズかった!!Σ( ̄ロ ̄lll)

チベットに来て、なんでバター茶がマズイのか、わかったぞ。ヤクだ。ヤクの臭いだ。

ダージリンで飲んだときはわからなかったが、チベットでは日常的にヤク肉が食べられていて、これがケモノ臭い!ヒツジ肉がダメな人はヤク肉もダメに違いない。言っておくが、私はヒツジは大好きだ。ヤクの臭さはヒツジの比ではない。

いや、肉というより、ヤクの乳がさらに臭いんだ!

昨日バター茶が入っていたかも知れないカップで普通の飲み物を飲んでも、臭い。ちゃんとカップ洗えよ~。レストランで出てくる飲み物、もれなく微かに臭いよ~(´Д`;)

ヤクの乳が入っているデザートやバターを使ったものも、もれなく臭い!デザートが臭いって、これ、どうよ!?どのデザートも完食不可能…。

チベットに数多ある寺院の中に静かに灯されている灯り等も、熱心な参拝者がマイ・バターを継ぎ足して行くので灯りが消えることはないのだが、これもヤクのバターに違いない。嫌がらせのように各寺院に充満する独特の匂い…。

バターで灯される明かり  ← 参拝者のマイ・バターで灯される

しかし、事態はバター関係だけに収まらないのだった。だいたい、何を食べてもマズイ。味、無いし…。

チベット人は、マズイものが平気なのかも知れない。おいしい味付けをして、おいしく食べよう、という気が全くないように感じる。

なんと、アイスクリームですら、期待通りのぶっちぎりのマズさ。アイスクリームのくせに滑らかさなんて全くなく、シャーベットもびっくりのシャリシャリ感…というか、ジャリジャリ感。いい味(?)出しているB級アイス(´∀`;)

私たちはレストランで何かを注文する度に、

「アンタ先に食べてよ」
「いやいや、アンタこそ、お先にドーゾ」
「これ、クッサ~い!食べてみて、食べてみて」
「こら、残すな」
「要らな~い」

などとスリル満点な食事を楽しんでいた。

高山病による食欲不振と、チベット料理のマズさとが相まって、旅行期間中は私たちの間で 「チベット・ダイエット」 という言葉が瞬間的にはやっていた。

日本から 「チベット・ダイエット・ツアー」 なんて企画すると流行るんじゃないか?

“チベットでポタラ宮等を見学しながらの1週間の集中ダイエット・プログラムです”

しかし、ツアーから帰ってくると、空気は濃いし、おいしいもの満載で食欲アップし、瞬間的リバウンドが来ることは間違いなし(´∀`;)

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