■ 香港経由、旅たびアジア

チベット編タイトル

< 酸素缶ください! >

子供の坊さん

いつもは1人旅か2人旅が多い私が、今回のチベットはなぜか旅ブログ仲間と4人旅。女3人、男1人で出かけた。全員、初チベット潜入(´∀`)

「行きたい場所第2位」 に位置していたチベットにとうとうやってきた!ヤッター(´∀`)

チベットの首都であるラサは 3700mほどあり、もう そこ自体が富士山のてっぺんと同じぐらいの標高だ。なので、いきなりラサに入り、高山病の餌食になる旅行者続出。

高山病は、男女の別や年齢には関係なく、また、体力の有る無しにも関係なく体質によるものらしいので、こればっかりは行ってみないと自分に症状がでるかどうかはわからない。

初期症状は、頭痛や吐き気等だが、ひどくなると高度を下げるため下界に降りるしかなく、成都まで戻って病院で点滴…なんていうのはまだマシで、意識がもうろうとなって助けを呼べないで死亡、なんてパターンも有り。

うぉぉ、油断大敵。チベットへは1人旅禁止…(´∀`;)

私の症状といえば、到着後2~3時間の心臓ドキドキ…だった。
それだけ?…それだけだ~! やったー、楽勝!

しかし、自分の体調がどう変化するかわからないので、初日はあまり動き回らない方がいいのだ。とりあえず、走れない。自分の体が空気に慣れるのを待つ。

と、思ったら!あぁ、私以外の3人が次々と高山病の餌食に…。

う…苦しい。あたま痛い。しばらくホテルで寝てる~ (@o@)。.:*:・’°
え、大丈夫? (;´Д`)ノ

ホテルのロビーで酸素缶をゲット。このような 軟弱者 旅行者 が続出するので、ラサではどこのホテルや商店でも酸素缶を売っている。

このような症状は正しい人間としての普通の反応だ。

しかし、徐々に回復する2人と相反して、本格的症状に突入する男子約1名。

頭痛、嘔吐、食欲減退、と、初期症状のフルコース発現で、ベッドに貼り付く。死んでいるのか生きているのかワカラナイ~(;´Д`)

大丈夫か!?
うううううん…

あ、生きてる、大丈夫(´∀`;)

彼は到着日は1日中ずっとこのような症状が続いた。しかし、2日目からは普通に歩き回れたので、まだマシかも知れない。ひどい人は旅行期間中ずっとベッドの上…。

しかし、慣れても空気が薄いので、少し階段を登るとハァハァ息切れがする。もちろん、走れない。そして、食欲が減る…。

このような症状は正しい人間としての普通の反応だ。

正しい症状の3人は、旅行期間を通してずっと食欲がなかったようだ。このままチベットに滞在していれば、結構ダイエットできるんじゃないか?

しかーし。 他の3人の仲間に対し、なぜか私1人だけが 高山病の初期症状もあまり出ず、ポイントである食欲減退にも陥らなかった。

ここ、ポイントなのに。

私1人だけがバカみたいに食欲モリモリっぷりを発揮し、みんなを部屋に残し1人で食堂にご飯を食べに行ったりしていたので、このチベットにおいても 「私だけは絶対にダイエットできない」 という事実が悲しくもここに判明した。

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