■ 香港経由、旅たびアジア

香港生活編タイトル

< 茶餐廳を使いたおそう >

ロースト専門のミニレストラン

香港でグルメって、北京ダック、アワビ、フカひれ、ツバメの巣?もう、みんな、そればっか…(´∀`;)

これらは、はっきり言って、お金さえ出せば日本でも食べられる!日本では食べられないB級グルメにこそ香港の真の味覚あり!

茶餐廳(ちゃーちゃんてん)こそ、香港の真の姿だ。早く言えば、街中いたる所にある大衆食堂、かな。

普通の中華レストランと茶餐廳の見分け方は簡単。

茶餐廳は普通、道路に面したところにあり、非常に入りやすい。そして、その風貌は、とてつもなく、しょぼい。ほとんどの店は、ウェイトレスはいなくて、おっさんのウェイターのみ。なぜ茶餐廳には、おっさんしか就職できないのか、謎である。たまに、おばさんの場合も、ある。

なんと言っても、茶餐廳には、普通の中華レストランには無いメニューがあるのだ。叉焼煎蛋飯(チャーシュー卵かけご飯)、焼鵞ライ粉(ロースト鵞鳥麺)、西多士(香港式フレンチトースト)等、高級レストランには無い素敵なメニューが盛りだくさん。

また、おしどり(コーヒー&ミルクティーのミックス)、お湯卵(お湯に生卵が入っているだけ)、アーモンド・ドリンク(杏仁豆腐味)、牛肉茶(解説不可能な味)等、怪しいメニューも盛りだくさん。

これも茶餐廳にしかないメニューなので、ぜひ果敢に挑戦してみてほしい。茶餐廳を使いこなしていない人は、香港を半分ほどしか楽しんでいない、と言っても過言ではない。

そして、茶餐廳では香港の素顔に触れるチャ~ンス!もう、香港人のいい加減な国民性がホール全体に炸裂。これぞ香港の真の姿だ。

例を挙げてみよう。

持ってきた水をTVを見ながらテーブルに置いたりするので、水を倒して客を水浸しにする。
「あ、ごめん」 と軽く言われる(´Д`;)
※頻度10%

紅茶を頼んだら、ウェイターが 「紅茶の人、誰ー?」と言いながら厨房から紅茶を持って出てくる。
何番テーブルか確認して持ってこんかい。しかも、紅茶を頼んだ人が2人いれば、先に手をあげた者勝ちかよ?(´Д`;)
※頻度20%

5人で入っても、ウェイターが水を3つしか持ってこない。
ちゃんと客の数を数えんかい。適当に持ってくるな(´Д`;)
※頻度30%

ワンタン麺を頼んだら、何食わぬ顔でチャーシュー麺が出てくる。
文句言うと、「ワンタン切れたからコレにした。いいだろ」 とのたまう。切れたからって勝手に他のもので代用するな(´Д`;)
※頻度40%

紅茶を頼んだら、間違えてコーヒーがやってくる。
文句を言うと、「え、もうこれでいいじゃん、コーヒーの方がおいしいよ」 と押し付けられる。注文間違えたからって客にそれを押し付けるな(´Д`;)
※頻度50%

3つ以上違うものを注文すると、必ず違うものがやって来る。
注文の際は、必ずメモを取っているか確認の必要あり。3つ以上のものは暗記できない。
…カラスも3つ以上のものは暗記できないそうだ。
※頻度98%

まだ食べ終わっていないのに、目にも止まらぬ早業で皿を下げられる。
※頻度100%

…怒ってはいけない。これらは茶餐廳ならではのオプションとして楽しむ心の余裕が必要だ。とても香港らしい。ぜひ、茶餐廰で余すところなく香港を100%満喫してほしい。ぜひぜひ(^-^)

▲PageTop

Copyright © 2005-2010 香港経由、旅たびアジア By Betty. All rights reserved.

inserted by FC2 system