■ 香港経由、旅たびアジア

インド死闘編タイトル

< やる気の無いトイレ >

おんなのひと

今までいろんな国に行ってきたが、1番汚いのは中国のトイレだった。

香港の茶餐廳(庶民的大衆食堂兼喫茶店)なんかのは、床に便器の穴だけある和式に似たスタイルのタイプが多いが、中国は、溝だけドーっとあって溝をまたいで使う便器の無いトイレや、当然のようにドアが無かったり、あっても鍵が無かったり壊れてたり、また、そんな形でも普通の水洗や、手動水洗や、いろんなのがあってまぁつまり、中国のトイレで文句言ってはいけないのだ、旅人は。

しかし、インドのデリー駅のトイレは、また全然違っていた。

中国のトイレと違って、ドアはあるけれど、便器のようなものが全く見あたらないのだった!

え、これは何ですか!?(゚Д゚;)

個室は個室だけど、ただのコンクリートの地面しか無いのだった。これは、トイレじゃなくて、ただの床なのでは!?

床だけのトイレ  ← ただの床…

しかも、だだっ広い。ここで太極拳の練習ができるぐらい、ムダにだだっ広い。

さぁ、この床のどこでも好きな場所で勝手にしてくれ、お好きにどうぞ、と、言わんばかりの投げやりな態度。一体どこにしゃがんで、どこに向かってすればいいのか?まぁ、お好きな所で、お好きな方向なんだろうな(‘A`)

…が、なんと、しかしっ!!

便器も溝も穴もない、ただのコンクリートの床でするとはどういうことかというと、あぁぁ、撥ねる、ハネるんだよぉぉぉ~(T◇T)

そうかぁ、中国の溝だけのトイレとは言え、「地面よりも下に穴がある」 ってことがトイレの最大のポイントだったのかぁ。

これなら屋外で用を足す方が、土が水分を吸収するだけまだマシだー。

どうしよう、私の両足が…(T∀T)

と、壁の上の方に、シャワー口が唐突についている。これで、床に広がったものを流すのか?

…それより先に私の足を流す。

よく見ると、トイレの部屋の隅っこ、ほんとーに見えないぐらい隅っこに、10cm程の丸い穴が開いている。あぁ、これが排水溝で、シャワーで流したものはこの穴に流れるのか。

液体はいいけれど、固形はどうするのだろうか??固形は我慢しろ、ということなのか?(´□`;)

それとも、排水溝の付近で壁にくっつくぐらい隅っこによって用を足し、根性でシャワーの水でそれを流すのか?

それより、お腹を壊した時は床が…(以下省略)…?? って、要らん心配と想像がぐるぐると頭の中を駆け巡るのだった。

「床だけ」 はダメでしょう、「床だけ」 は!

今まで見てきた中で1番汚いのは中国のトイレ、やる気の無いのはデリー駅のトイレということに本日ここに決定~(´∀`;)/

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