■ 香港経由、旅たびアジア

インド死闘編タイトル

< やる気マンマンのトイレ >

サイクルリキシャの少年

インドでは、右手は食事をする手、左手は不浄の手、と言われるが、はたして本当だった。 みんな、器用に手でカレーを食べていた。タイ北部のもち米なんかは手で食べる習慣があるが、しかしカレーは手で食べるとベタベタして気持ち悪くないのかなぁ…。

また、インドは本当~に砂埃がすごくて、ちょっと外を歩いただけで体中汚れる。爪の中まで真っ黒になるぐらい手も汚れるのだ。それなのに手を洗わないで食事するインド人、そんなにがっついてどうする、手、洗えよっ!( ̄ロ ̄lll)

そして、左手は不浄の手といわれている様に、用を足した後は手で水を流す為、トイレには紙が無く、洗い流し用の水桶がトイレの片隅に置いてあったりする。もちろん、左手で流す、のだと思う…。流してる最中の光景は見たことがないので断言しないでおこうかな…。

根性無しの軟弱者の旅行者はトイレットペーパーを1巻き持参でインドに乗り込み、こっそりインドの掟を破ってもいいのだ、ということになっている。

えぇ、私は軟弱者ですとも(´∀`)
インドの神様はきっとそれぐらい許して下さるさ~。

しかし、あるファストフード店のトイレは、やる気マンマンだった。

左手で水を尻にかけるインド伝統の手動式なんかじゃなく、ウォシュレットになっていた。なかなかナイスな発想じゃないか。あくまでも軟弱者にトイレットペーパーを使わせるのではなく、インド正統派の流れを汲みつつ進化しているところが現代的こだわりだ。

あぁ、しかし!

なんで、最初からずーーーーっと水が出っぱなしなんだ!?しかも、親の仇のようにすごい勢いだ。普通は、用を足した後に流すもんじゃないのだろうか?

これじゃー、小の場合は、小の水とウォシュレットの水がないまぜになって、すごい勢いで飛び散りそうだ~。大の場合は大の場合で、ウォシュレットの水が大に撥ね返って…以下省略…。

どっちにしても危険危険っ。これでみんな落ち着いて用を足しているのだろうか?

それがまた、「なんぴとたりとも、このインドでトイレットペーパー使おうなんて、断じて許さんっ」 と言わんばかりの有無を言わせぬ激しい勢いなんだ、これが…。

心意気はわかった。

しかし、こんなトイレはイヤだ(´Д`;)
もっと普通でいいじゃないか。普通じゃダメなのか?それとも、ウォシュレット機能が壊れているのか?(直せよ)。それともインド人は激しいのが好きなのか?私はこんなトイレ認めないぞぉ!

トイレぐらい落ち着いてゆっくりしたいよ…。

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