ダージリンから、ガンジス河を見にヴァラナシへ移動する。明日移動の予定なので、今日のうちに切符を買わなくちゃ。バスの切符売り場に行く。
…が、窓口は開いているのに、だ~れもいないじゃないか。働け、インド人っ。
しばらく窓口で固まっていた私に、通りすがりの親切なインド人Aが 「ここは11時オープンだよ。11時過ぎに来ればいいよ」 と教えてくれる。
そうだったのか、ありがとう (^-^)
しかし!
昨日バスの切符売り場に3時に来てみたら、既に営業時間が終わっていたぞ。2時に窓口が閉まってしまうんだそうだ。朝は朝で11時からかよ。この営業時間の短さ…。切符売る気あるのか?
こんなに短い営業時間じゃ、食いしん坊の私は、あっちの店のチャイがおいしい、こっちの店のカレーがおいしい、…と、うきゃうきゃ過ごしてるうちに、いつの間にか営業時間が過ぎてしまい、うっかり毎日そんな日々を繰り返し、切符が買えず、永遠にヴァラナシに移動できない、という事態も考えられる。
どこへも行かず、このまま11時まで待つ。
あぁ、しかし! 11時を過ぎても一向に だ~れも来ないじゃないか!( ̄ロ ̄;)
働けよ、インド人っ。
あっ、ここで、窓口の上に貼り紙を発見!
さっき貼り紙に気づかなかったのは、私の背が小っちゃいために、1.5m 以上のものは なかなか視界に入ってこないからだ。あ、そんなことはどうでもいい。
ん~、なんだこれは…インドの文字は読めない…(´Д`;)
しかし!一言だけ、英語の単語が混じっている。
ピクニックだ。
なんだ、このピクニック。何か、キーワードなのか、ピクニック。
←これ
読めないので、通りすがりのインド人Bをつかまえて、聞いてみる。
「スンマセン、これ、なんて書いてあるの? 意味を教えて下さい」
「なになに? あぁ、これはね、今日はピクニックなので、窓口は休みだってよ」
ど っ ひ ゃ ~ っ!! 今、な ん と 言 い ま し た か!?
ピクニックのため、休みだとぉ~!?||||/( ̄ロ ̄;)\||||
そんな理由、初めて聞いたぁ~。しかも、そのインド人Bの口調はまるで、「明日は火曜日ですね」 というような、全くもって、とてもフツーな口調だった。
異文化…。異文化だ。あぁ、異文化へようこそ。
切符はまた明日買いに来ますぅ… _| ̄|○
インド人の陽気なピクニックのために、私の予定は更にまた1日ズレたのだった。