■ 香港経由、旅たびアジア

インド死闘編タイトル

< 子供の物乞い >

女の子

香港では、さすがに見たことないが、インドにはいるのだ、子供の物乞いが。しかも、大量に!

初めてインドに行った時は、インドには物乞いが多いので、お金をあげているとキリがない、と予め聞いていたので、物乞いにあっても無視しようと思っていた。

でも、無視できないほど多いのだ、物乞いが!どうしよう…??(´Д`;)

初めてインドでボロをまとったやせた子供が赤ちゃんを腕に抱いて 「マネー」 と手を差し出してきた時には、なんだかその光景が想像よりはるかに衝撃的で、無視しようと思っていたはずなのに、 ついお金をあげてしまった。

しかし私には、それが演出なのか、それとも今ここでお金をあげなかったら本当にこの子が飢えてしまうのか、その区別がつかなかった。

ま、いいじゃないか、つかなくても。今ここで私の財布から数ルピーがなくなったとしても、私は絶対に 「飢える」 ことはないのだ。

インドの子供は、パフォーマー系が多い。私が道を歩いていると、いきなり小学生ぐらいの女の子が私の前に躍り出て、勝手にクルクルとバック転を披露し、「今、私のバック転を見ただろ?見たら金払え」 と手を差し出してくる。

押し売りか?(゚∀゚;)

しかも、バック転少女の多いこと! 道を歩いていると次々と私の前に立ちはだかるバック転少女。インドは、小学生のバック転、大流行り??


デリーに泊まったある日の朝、外が何やらにぎやかで、その音に起こされた。香港の獅子舞のバックミュージックのような、笛と太鼓の音がするので何のお祭り?と思ってホテルの窓から下を見ると、小さな小学生ぐらいの子供2人がホテルの前の空き地で太鼓を叩いているのだった。

兄弟か?男の子が1人で器用に笛と太鼓を担当し、女の子がバック転をしているのだった。しかも、これがまた、中国の雑技団上がりか!?と思うぐらい体が柔らかい!連続技だ。すごいぞ~。おぉ、拍手!(^∀^)

私の部屋はホテルの4階だったのだけど、私が窓から顔を出した途端、すかさず私の姿を捉え、下から手を差し出す兄弟。

えぇっ、もしかして、これもパフォーマー系物乞い!?バック転少女のバージョンアップ編なのかい?(゚∀゚;)

地面から4階の私に向かって手を差し出す根性に負けました。あげよう、ルピー。と思って、カバンの中の財布を探って再び窓から顔を出すと、もう2人はいなかった。

あきらめが早いなぁ、君たち!私、嫌がったんじゃなくて、ルピーをあげようと思ったのに~。今の技はすごかったよ。


香港は消極的物乞いばかりだけど、インドは積極的物乞いが多いので、物乞いとのふれあいは、避けて通れない。それこそ、子供からお年寄まで老若男女、さまざまな物乞いとのふれあいがあるので、インドに行かれる方は、余分にに小銭を用意しておくといいでしょう。

いや、この兄弟の場合はスーパー雑技団系なので、物乞いとは言えないかも知れないな。

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