■ 香港経由、旅たびアジア

香港生活編タイトル

< 地下鉄の素敵なマナー >

クリスマスの飾り

香港人のマナーの悪さとモラルの低さはとんでもなく素晴らしく、香港在住の日本人の皆さんは日々もれなくストレスが溜まる生活をしていると思う。が、そんな香港でも、素敵なところは、ある。

それは、電車内で席を譲る、ということ。

いついかなる時でも香港では、年寄や体の不自由な人だけでなく、妊婦さんや、赤ちゃんを抱いた人には、もれなく速攻で席を譲っているのを見かける。

これは素晴らしい(゚∀゚)b

お年寄りが乗ってきて、私が席を譲ってあげようかな、と思うより先に必ず誰かが、サッと席を譲っている。

しかも、もっと素晴らしいのは、譲られるお年寄達の方も、それが当然のことのようにスマートに譲られていることだ。
「次の駅で降りるから構いませんよ」 とか 「まだそんな年じゃないよ」 とか、そんな余計なことは言わず、さっさと席を譲ってもらっている。

この、あ・うんの呼吸、というか。

日本では、譲られる方も、せっかく譲ってくれてるのに遠慮したりするから、譲るほうも躊躇してしまうのだ。

席を譲られたら、ありがたくサッと譲られよう!(^-^)

さらに素晴らしいのは、妊婦さんももれなく席を譲ってもらっていることだ。これは日本にはあまりないかも知れない。香港では、妊婦さんはとても大切にされているのだ。

いつも香港人にムカついている私だけど、こういうところは素晴らしい!

私は常々、電車内に優先座席を指定するのはヘンだと思っている。座席全部が優先でいいんじゃないか?香港の様に、みんなが席を譲り、当然のように譲られたらいいんじゃないか?

     *   *   *

しかし、ここでひとつ、不可解なことが…!!

なぜか香港の人はときどき私に席を譲ってくれるのだ。

なぜ…?( ̄ロ ̄lll)

おそらく私がいつも、スッポリ着れる楽な形のロング・ワンピースなんかを着ているからだと思われる(推測)
おぉーっと、それ以上のツッコミは禁止ですからっ(命令)

しかも、中学生の子供なんか、「どうぞっ!」と満面の笑みで譲ってくれる。
…ありがとう(T∀T)

まぁ、私は関西人なので、こんなことはネタとして笑いを取ったりしていたが、ここに来て月イチぐらいのペースで譲られるようになってきた、って、どうよ?

ヘコむなぁ…。

って、ヘコんでるヒマがあったらダイエットしようよ、私(T∀T)

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