■ 香港経由、旅たびアジア

香港生活編タイトル

< 筆談万歳 >

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私が香港に来たばっかりの最初の頃は、職は見つけたけれど住むところはまだ見つかっていない状態だったので、香港人の一般家庭に3ヶ月ほどホームステイさせてもらっていた。

大陸(中国本土)出身のお母さんと、香港人のお父さん、中学生の娘、という家族構成だった。他に、お姉さんが2人と、お兄さん1人がいたのだが、それぞれイギリスと日本に散らばって暮らしている、という家庭だった。

あぁ、典型的な香港人家庭だ~。

中学生の娘は英語も話すが、お父さんとお母さんは、英語は 「はぁぁ、さっぱり、さっぱり~!」 なので、意思疎通の道は広東語のみ
家族みんなはもちろん広東語で話すので、私も広東語を話すのが香港生活に食い込む1番の早道っ!

私は日本のOL生活の頃から密かに着々と香港移住を企んでいたので、香港に来た時点で既にある程度の広東語はしゃべれたのだけど、来たばっかりの頃って、やはり知らない単語も多い。言葉が通じない時も多々あったが、そんな時は、漢字で筆談していた。

あぁ、日本人でよかった…(T∀T)

また、この中学生の娘がすごく良い子で、“私がやむなく英語を使うときは広東語で表現できない時なのだ”、というのをよ~くわかってくれていて、私が英語でしゃべった後は、

「Betty、今Bettyが英語で言った文章は広東語ではこう言うんだよ」

と必ず話の腰を折ってまで教えてくれた。
それをすかさずメモに取る私…。

あぁ、娘よ、ありがとう~(*^‐^*)
あの香港に来たばっかりのホームステイ時代が、1番私の広東語が上達した時だ、と思う。

言葉の面だけでなく、生活習慣等の面でも、香港人家庭に入って一緒に生活することは非常~に勉強になったのだ!

最初、住むところが決まってなくて良かった…(´-`)

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