■ 香港経由、旅たびアジア

中国編タイトル

< 村へ 2  -素敵な提案- >

村の子供達

< つづき >

ターモンロンの村へ行くバスで出会った、村のお姉さんから素敵な提案があった。今日、泊まるところが決まっていないのなら、うちに泊まりに来たらどうか、と言う。

うぉ~、いいんですかぁ? ぜひ!!(゚∀゚)

ここの地方では、遠方からの客を呼んでもてなすと福がやってくる、と言われているそうだ。素敵な習慣だね~。

しかも、生の日本人とのふれあいは初めてだそうで、私達が珍しいようだ。

でも、数日後ならOKだけど、やっぱり今日はダメだ、と、言われた。明日は朝4時から農作業があって、忙しくて、もてなせないからだそうだ。

なんだ~、がっかり… o_ _)o

じゃあ、泊まるのじゃなくて、今日の晩御飯だけ一緒に食べるのはどうか?と提案してみた。材料は私達で買うから、お姉さんは地元料理を作ってよ。食事が終わったら私達はホテルを探してホテルに泊ります。

「じゃあ、それで決まり!うちに来て、一緒にご飯食べましょう。私の愛する人は無口だけど、代わりに私がしゃべるから、いいよね?」

わぁ~ありがとう!心の底から嬉しいですっ o(^▽^)o

ターモンロンの中心地でバスを降り、お姉さんの家に行く前に市場で材料を調達する。できるだけ、日本や香港で見たことのない野菜を選んでみる。いくつか野菜を買ったが、あとは家にあるので買わなくてもいい、という。

市場では人が変わったように激しく値切りまくるお姉さん。しっかり者だったのか。

「私のことは、妹妹(メイメイ)と呼んでね。日本人が村へ入るのは多分これが初めてだから、珍しくてジロジロ見られると思うけど、気にしないでね」

ぜんっぜん、気にしません!(*^-^*)

「私の村はここから歩いて1時間ぐらいだけど、どうする?歩く?バスで行く?歩いていくと途中、竹で出来た橋なんか渡れて楽しいわよ」

歩いていきます(*^-^*)
ゆっくり歩いた方が途中の景色が堪能できるし、もうバスはこりごりだよ~。

そして、私達は、なん~にも無い見渡す限りの田んぼ道をぶらぶら歩いてメイメイの村へ向かった。もう日が暮れかけていた。もうすぐ晩御飯!

つづく

竹でできた小さな橋  ← 渡ると壊れそうな竹の橋

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