■ 香港経由、旅たびアジア

インド死闘編タイトル

< ガンジスで祈る >

祈る人々

ガンジス河に行ってきた。インド人は、ガンガーと呼ぶ。

ここで沐浴すれば全ての罪が清められ、幸せな来世を約束されるので、ヒンドゥ教徒はみんな一生に一度はガンガーで沐浴したいと思っている聖なる河…らしい。早朝から数々のガート(木浴場)は思いっきりインド人でうじゃうじゃだ。女の人は、サリーのまま河に入る。

おぉ、これがガンジスかぁ~!感激~!(´∀`)

ガンジス河の沐浴場では、おびただしい人たちが、祈る、沐浴する、泳ぐ、シャンプーする、歯磨きをする、…以下省略… しているが、祈っている人をじーっと見ていたら、私も 「ここに座りなさい」 と言われて、何か祈られて、おでこに赤いものを付けられた。

すると、横から別のインド人男がしゃしゃり出てきて、「君も祈れ。私の後について、さぁ、リピート・アフター・ミー」 というような事を言われて、延々と長い祈りの言葉をインドの言葉で言わされた。どこまで続くねんっ、と言いたいぐらい長かった…。

そのあと突然
「祈らせてあげたから、お金を布施しろ」
と、言われたので数ルピーをあげたら、

「No! こんなハシタ金、要らない。200ルピー!」

と、とんでもない金額をほざきまくる。だいたいなんで金額指定!?

「なんでやねんっ、さてはアンタ、物乞いだったのか?それにしても200ルピーは高すぎる、そんな金あるか!(怒)」 と言ったら、
「じゃあ、100ルピーでいい」
「なんで100 やねんっ」
「じゃあ、50 ルピー…」
と どんどん下がってきたが、よく考えたら

「なんで物乞いと値段交渉せなあかんねん」 (ノ`д´)ノ┻━┻

と思っておもむろに立ち去ることにした。

…これだからインドは油断ならんっ。

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